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予防講座第5回(虫歯予防について、2回目)
第5回目は「虫歯予防について、2回目」です。
毎日、私のクリニックにも虫歯ができた多くのお子さんが、治療に来ます。だれもが苦手な虫歯の治療、できればお子さんには受けさせたくありませんよね。お母さんだって毎日歯ブラシさせていますし、甘いものもあまり与えていない方が多いのです。でも虫歯はなかなか減りません。一体どのようにすれば良いのでしょうか。
今までは、甘いものと歯ブラシが虫歯予防の中心でした。今でもその2つは非常に大切ですが、最近はそれ以上に、いろいろな予防方法が出てきました。現在ほとんどの方が行っているフッ素塗布やシーラント、さらにキシリトールガムの摂取、PTCやPMTC、虫歯菌の除菌など、いろいろな方法が提唱されています。ですので、今までの方法にこれらの新しい方法を効果的に組み合わせることによって、より効果的に虫歯を予防できるようになるでしょう。しかし闇雲にいろいろ行なうと、かえって悪化させることもあります。したがってキチンと作戦をたてて、虫歯を予防していくことが必要なのです。
もう少し詳しくお話ししましょう。
虫歯になるのは、食べ物以外にも多くの原因があります。
虫歯の原因となる細菌の活動性やお口の中の量、唾液の性質と量、酸を中和する力、それに呼吸の仕方や歯並びなど、それらの複数の原因が重なり合って、虫歯を作るのです。もし虫歯がなかなか減らないお子さんがいたら、この中から何か特定の原因が見つかるかも知れません。最近の歯医者さんでは、そうした個々の原因を調べてくれるところも増えてきました。その結果に基づいて、それぞれオーダーメイドで予防法を処方してもらい、お子さんの虫歯予防に役立ててみてはいかがでしょうか。
例えば、歯を溶かす力が強い細菌をお持ちの方には、歯にできた小さな穴を塞ぐ力を持つキシリトールを摂取させたり、細菌の量が多い方には歯の表面に膜のように付着した細菌のかたまりをとるPTCを行ったりします。掛かりつけの歯医者さんへ行き、先生とどこが悪いのかをよくお話しをして、虫歯に勝つ作戦を立てて計画的に虫歯をやっつけてください。
さて、今回で私の連載は終りです。まだまだお伝えしたいこと、教えて差し上げたいことがいっぱいありますが、またどこかの機会でお話できればと思います。また当院のホームページ,www.fenest.comにもいろいろ書いてあります。是非参考にしてください。一年間ご愛読ありがとうございました。
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